diary 200511 

11月9日
仕事が終わったあと、ふと思い立って青山にある岡本太郎記念館に行ってみる。今年の夏、名古屋の万博に行ってその足で大阪の万博公園に行って太陽の塔を見てからというもの、しくしくと太郎熱が高まってしょうがないのだ。
ここは入場券なしでも庭が見れるのでBLUE NOTE TOKYOに行く時などにのぞいては太郎の風を感じていたのだがこの日初めて中に入る。しかし仕事帰りに寄る、くらいの軽い気持ちで来てよかった。うちのめされた。
作品は力強く激しくPOPで。見ていてゾクゾクする。作品が生きているからだ。太郎は亡くなっても作品はエネルギー放出しまくり。熱い。
有名な美術館や美術展では作品の前50cmのところに「これから前には入らないで下さい」みたいな柵があったりするがここでは1cmまで近づき太郎の目線でその筆遣い息づかい、そして魂を体感することが出来る。
こんなにエネルギーを感じるのにpopなのは、太郎の純粋さ・無邪気さから来ているのではないかと思った。太郎の純粋さ・無邪気さというのは何も知らない子供のように行動してそうなるというのではなく、いろいろな体験をした上で悩み考え絶望を経験し、それでも更なる力強さを伴ってたどり着いた人間性だと思った。
アトリエには大小の何十本という筆があり、その横に無造作にゴルフバッグが置いてあり部屋を囲むようにたくさんの作品が整理され置かれている。ここであの傑作たちが産まれたのかと思うと感慨深い場所だ。そして部屋の中央には2006年に公開される「明日の神話」の小さいバージョン。公開が楽しみだなぁ。

 

11月13日
お休み。だが日頃の雑事がたまっている。まず自動車の整備をしに行く。オイルを変えるとちょっとだけ走りが軽くなった。
そのあと美容院へ。美容院は苦手なのであんまり行かないようにしているのだが久しぶりに勇気を出していってみた。
が、終わってみたら5時間近くもかかっていた。疲れた。だからなかなか行く気にならないんだ。歯医者と美容院。
11月28日
エアプランツ、今年最後のライブに来てくれた皆様、初めてエアプランツを聞いて賞賛の言葉をくれた方達、本当にどうもありがとうございました!
当日のリハーサル時間がほとんどなくてちょっとあせっていたのが逆に3人の集中力を高めて、開き直ったいい感じの演奏になったと思います。楽しかった。いい締めくくりのライブになったな。
mueちゃんの方もこのステージ空間に慣れたせいかなんかリラックスして演れました。なんか弾いてる途中で眠くなって来ちゃったもん。
実はtaroさんがライブをパソコンに録音してくれてたんだよね。ありがとtaroさん。

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